100日になると、お食い初めという行事がありますよね。
今回はお食い初めについて経験して学んだことを話していきます。
バニヨグ
下記の記事はこちらの内容を伝えています。
- お食い初めを知りたい
- お食い初めの作法を知りたい
- お食い初めのお献立の由来を知りたい
お食い初めとは?
人の一生には節目や通過儀礼があり、色んなお祝いごとがあります。
一番最初にお祝いを体験するのが『お食い初め』です。
その意味とは、
『一生食べ物にこまらないようにという願いを込めて、
小さい命を見守り育む家族一同が揃い祝い膳を囲む古来よりの素敵な儀式』です。
お食い初めの作法は?
正式では、年配の親族で一番長寿の人が膝の上に赤ちゃんを抱いてお箸で食べさせる真似をします。
作法手順:
- お箸で一つまみ鯛を口にもっていき食べさせる真似をする。
- 次に箸を歯固めの石に触れてその箸を赤ちゃんの歯茎にもっていく。石は口元へはもっていかないように注意する。(丈夫な歯が生えるようにお願いする歯固めの儀)
- その後は、赤飯⇒お吸い物⇒赤飯⇒鯛⇒赤飯の順番に三回食べさせる真似をする。
お食い初めのお献立の由来は?
海老
ひげが長く腰が曲がるまで長生きをするという意味。
黒豆
黒く日焼けするほどマメに働けるようにと言う意味。
鶴亀
鶴は夫婦円満に、亀は甲羅模様が吉兆を表すという意味。
いくら
子宝に恵まれるようにという意味。
なます
喜びを表す紅色清浄・神聖を表す白を組み合わせており、めでたいという意味。
蓮
将来の見通しがきくとの縁起物で生命力を表すという意味。
赤飯
赤という色に呪力があり災いを避ける魔よけの意味。
蛤吸
同じ貝の殻でないとピッタリと合わないことから良縁に巡り合うようにという意味。
歯固め石
石のように丈夫な歯が生えるようにという意味。
終わりに
お食い初めは、平安時代発祥で赤ちゃんの初めてのお祝いの行事です。
前もって準備をしておけば、初めてでも落ち着いて行事に取り組むことができます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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