日本の伝統的行事で知られている『十五夜』、
その意味や実際にどんなことをするのか、ご存じですか?
バニヨグも実際に行事として実施したことがないです…
しかし、子どもたちに知ってもらいたい為、
知識と楽しむ方法を交えて学べたらと思い、調べてみました!
下記の記事では次の情報をお伝えしています。
- 十五夜の意味・由来を知りたい
- 十五夜って何するのか知りたい
- 十五夜で子どもと楽しむ方法を知りたい
子どもに伝える十五夜の意味と由来?
十五夜の意味:元は旧暦の毎月15日の夜を指していたそうです。
秋の澄み渡った星空の中で一番きれいに見える満月を見ながら、
月の神様に豊作の願いや感謝を伝えるためにお供え物をするようになったそうです。
(平安時代の貴族たちで広まったことが始まり)
そして、昔は『中秋の名月』とも呼ばれていたそうです!
新暦になってからは、十五夜って毎年日にちが変わり、9月・10月になる年もあるそうです。
十五夜の由来としては、
月にまつわるさまざまな神話や物語があります。
子供たちに伝える際には、わかりやすく楽しい話にまとめることが大切です。
2023年は『9月29日 金曜日』です。
十五夜の由来と神話
十五夜の由来には、豊かな収穫を祈るための祭りや、恋愛や夫婦の幸せを願う行事など、さまざまな要素があります。
子供たちには、これらの由来や関連する神話を紹介し、日本の伝統や文化に触れる機会を作りましょう。
お月見の意味と文化
お月見は、日本の伝統的な行事の一つであり、自然や季節の移り変わりを感じる大切なイベントです。
子供たちには、月の美しさや自然の豊かさに感謝する気持ちを育むように伝えましょう。
また、お月見には独特の文化や習慣もありますので、それらを子供たちに紹介して興味を引き出しましょう。
何をお供え物すればいいの?
お月見団子
もとはこの時期に取れた野菜や果物をお供えしていたが、
時代の変化してお米を使用して月をイメージしてお団子を作る風習になったそうです。
そして、月の神様へ豊作の願いと感謝を伝えたいということから、
月に向かってお団子を高く積むようになっていったそうです。
ススキ
月の神様を呼ぶ『依り代』としての意味があります。
『依り代』は神霊のよりつくもののこと。
本当ならば稲穂をお供えする予定であったが、時期的に稲穂が収穫しにくかった為、
非常に形が類似している『ススキ』を飾るようになったそうです。
ススキは無病息災や豊作を願うという
意味でお供えしているそうです。
旬の野菜や果物
月の神様へ豊作への願いと感謝の意味があります。
野菜:里芋(江戸時代では里芋をお供えするのが主であった) さつまいも 栗 大豆
※十五夜は別の言い方で『芋名月』と言われ、芋類の収穫を祝う行事でもあった。
果物:ぶどう(ツルがあるので神様と人の繋がりを強くするという意味) 柿 梨
その他にお月見の時期に旬の野菜や果物をお供えもOKです。
子供と楽しむ十五夜の過ごし方
子供と一緒にお団子を作りながら、家族で楽しい十五夜を過ごすことができます。
お団子作りは簡単で、子供たちも参加しやすい活動です。また、月を眺めながら星座の話をするなど、十五夜に関連する楽しいアクティビティもたくさんあります。
子供たちが思い出に残る素敵な十五夜を過ごせるような遊びやイベントを考えましょう。
子どもとお月見団子作りの楽しみ方
十五夜にはお団子を食べる習慣があります。子供たちと一緒にお団子を作るときは、材料を用意してから一緒にこねたり、丸めたりする工程を楽しみましょう。
形や大きさにこだわらず、子供たちが自由に創作できるような雰囲気を大切にしましょう。
【材料(30個)】
白玉粉200g 木綿豆腐270g~300g きな粉・みたらし(お好みで)
1.白玉粉と木綿豆腐を混ぜる。
2.30等分にして丸める。
3.丸めた団子を沸騰したお湯で茹でて、浮いてきてから1分程したら水の入ったボールに入れて冷やしたら完成です。
子どもと一緒にお月見団子とススキを飾り付ける
まずは、お月見団子は並べ方や数が決まっていますので参考にしてください。
十五夜:お月見団子の数は15個
一番下の段:9個の団子(3個×3個)
真ん中の段:4個の団子(2個×2個)
一番上の段:2個の団子(正面から見て縦)
そして最後は、お月見団子とススキを一緒に飾る位置ですが、
月から見て左側にススキ、右側にお月見団子を飾るようにしましょう。
お月見団子やススキの飾り付けはそんなに難しい事ではない為、
このような手順で飾りつけすれば簡単で楽しんで子どもと一緒にできますね。
月見で楽しむ星座の話
十五夜の夜空には、美しい月と一緒に星座も見ることができます。
子供たちには、代表的な星座の名前や形を教えてあげましょう。
星座の話をしながら、子供たちが興味を持つようなエピソードや伝説も教えてあげると、より楽しい時間を過ごせます。
短冊に願いを書く工夫
十五夜には願い事を書いた短冊を飾る習慣があります。
子供たちには、独自の願い事や感謝の気持ちを書いてもらいましょう。
また、色を使ったり、デコレーション用のスタンプやシールを用意すると、子供たちもより楽しく参加できます。
終わりに
十五夜について様々なことを知ることができて、非常に勉強になりました。
しかし、現在ではこのような日本の伝統的な風習が減ってきています。
何だか日本の伝統的な風習が減っていくのは、悲しいものがあります。
そのため今後も色々な風習についても学んで、
子どもたちと一緒に楽しいイベントとして増やせていけたら、
知識や楽しみ両方を得ることができ、プラスになるかもしれませんね。
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